ブタペスト [2006-2012 Trip(EU)]
ハンガリーのブダペストに行ってきました。
「ドナウの真珠」、「ドナウの薔薇」と称えられる美しい街だけあって、素晴らしい観光が楽しめました。
今回は列車を使いました。ウィーンで一度乗り換え、ブダペストに向かいます。
↓列車はオーストリアとハンガリーの国境で一度停車し、乗務員が交代しました。
2007年12月にハンガリーもEUのシェンゲン協定入りしたので、パスポートチェックはありません。
↓ドナウ川をのぞむ丘にそびえる王宮、手前はくさり橋。息をのむほど美しい風景でした!
このドナウ河岸とブダ王宮地区は世界遺産にも登録されています。
↓ブダペストの象徴・くさり橋はドナウ川の西側のブダ地区と東側のペスト地区を最初に結んだ橋です。
オーストリア、ドイツ、旧ソビエトなど、周辺の大国に翻弄されてきたハンガリー、
くさり橋も度々歴史の舞台となってきました。ハンガリーの歴史を見守ってきたくさり橋は
ハンガリー人にとって特別な思い入れのある場所でもあるそうです。
↓王宮の南側にはゲッレールトの丘があります。
↓ゲッレールトの丘の中腹にある聖ゲッレールト・モニュメント。
イタリア人のキリスト教伝道師としてハンガリーに招かれた彼は、最後には異教の暴徒によって手押し車に
張り付けられ、丘からドナウ川に落とされて亡くなったそうです。
↓くさり橋の北側には荘厳な国会議事堂があります。
国会議事堂の内部見学は大変な人気のため長時間待たされましたが、何とか参加することができました。
↓近くで見てもやはり上品かつ華やかです。
↓正面入口には赤いカーペットが敷かれ、周囲には荘厳な装飾がほどこされています。
↓ハンガリーの王冠。この王冠は初代の王イシュトヴァーン戴冠の1000年から、最後の王カーロイ4世が
1948年に退位するまで、約950年にわたって王から王へ受け継がれてきたそうです。
↓議場も美しい装飾がほどこされ、高貴さを感じます。
↓国会議事堂の目の前にある民族博物館。ハンガリー独特の民族文化を見ることができます。
↓民族博物館の建物自体も非常に豪華でした。
↓こちらは聖イシュトヴァーン大聖堂。ブダペスト随一の大聖堂で、初代ハンガリー王の名をとっています。
↓有名なアンドラーシ通り。このアンドラーシ通りと周辺の歴史地区も世界遺産に登録されています。
↓アンドラーシ通りにある国立オペラ劇場。音楽大国ハンガリーが誇る華麗な劇場です。
↓アンドラーシ通りの北端にある英雄広場。夜に訪れるとライトアップでとても幻想的です。
ここで夜にもかかわらず工事をしたり砂を入れたりしていたのが気になったのですが、後でその理由が判明しました。
↓英雄広場では週末にイベントが行われていました。
英語で「National Gallop」という説明でしたが、見たところ競馬だけでなく、戦闘シーンも織り込んだ
勇壮なものでした。元々騎馬民族であったハンガリーの伝統の一端を見たような気がしました。
ドナウ川沿いにそびえる王宮の丘にも行ってきました。
↓近くで見る王宮はかなり巨大でした。現在は美術館や博物館として利用されています。
↓王宮前からの眺め。ドナウ川沿いにくさり橋と国会議事堂を見通すことができました。
↓王宮にある「漁夫の砦」。ドナウ川と河岸を一望できる絶好のビューポイントとして有名です。
手前は聖イシュトヴァーンの騎馬像。初代ハンガリー国王であり、ハンガリー建国の父と言われています。
↓漁夫の砦から見るドナウ川と国会議事堂。ここからの眺めはやはり絶品です!
↓漁夫の砦から見るくさり橋も素晴らしい!
↓王宮の中でも高い尖塔で目立つマーチャーシュ教会。(このときは外壁を修復中)
↓内部は美しいステンドグラスや絵画などで厳かな雰囲気。
トルコ占領下ではモスクに改装され、ハプスブルグ帝国の支配下では戴冠式がここで行われるなど、
ハンガリーの長い歴史を見守ってきたところでもあります。
王宮の丘には他にも見所が満載です。
↓三位一体広場と三位一体像。
リンツにもある三位一体像、ここでもやはりペストの終焉を記念して建てられたそうです。
↓王宮の丘の北端にあるウィーン門。
ハンガリー語ではウィーンのことを「Becs」と言うことを知りました。
↓こちらも歴史あるマーリア・マグドルナ塔。元々教会でしたが戦争で破壊され、この塔だけが残ったそうです。
↓軍事歴史博物館。ハンガリー動乱など、波乱に満ちたハンガリーの歴史の一端を垣間見ることができるところです。
ハンガリーは中欧の中では食事が美味しいところだと聞いていました。
肉料理が多い点はオーストリアなど他の中欧諸国と同じですが、
パプリカでの味付けは確かに美味しく、日本人の味覚にも合うと思いました。
↓ハンガリー料理で最もポピュラーなグヤーシュ(オーストリアではグーラッシュと言います)
牛肉と野菜、粉末パプリカを煮込んだスープで、今やオーストリアやドイツでも市民権を得ているほどです。
↓ハラースレー。コイやナマズのぶつ切りをパプリカで煮込んだ「漁師のスープ」。
案外臭みもなく、美味しく食べられました。
↓パプリカの肉詰め。ソースにもパプリカが使われており、絶妙な味付けでした。
↓牛肉のソテーにもパプリカソースがとても合います。
↓チキンソテーとパスタのソースも勿論パプリカ!
↓サーロインステーキ。肉料理が中心のハンガリーにあって、やはり肉のレベルは高かったです。
最後の夜はドナウ川クルーズに参加しました。ライトアップで幻想的な雰囲気を楽しむことができました。
↓ライトアップされる王宮とくさり橋。
↓国会議事堂もライトアップ。
見所満載のブダペスト、帰り際が本当に名残惜しいですが、
とりわけドナウ・王宮・くさり橋のこの美しい風景は一生忘れないと思います。
「ドナウの真珠」、「ドナウの薔薇」と称えられる美しい街だけあって、素晴らしい観光が楽しめました。
今回は列車を使いました。ウィーンで一度乗り換え、ブダペストに向かいます。
↓列車はオーストリアとハンガリーの国境で一度停車し、乗務員が交代しました。
2007年12月にハンガリーもEUのシェンゲン協定入りしたので、パスポートチェックはありません。
↓ドナウ川をのぞむ丘にそびえる王宮、手前はくさり橋。息をのむほど美しい風景でした!
このドナウ河岸とブダ王宮地区は世界遺産にも登録されています。
↓ブダペストの象徴・くさり橋はドナウ川の西側のブダ地区と東側のペスト地区を最初に結んだ橋です。
オーストリア、ドイツ、旧ソビエトなど、周辺の大国に翻弄されてきたハンガリー、
くさり橋も度々歴史の舞台となってきました。ハンガリーの歴史を見守ってきたくさり橋は
ハンガリー人にとって特別な思い入れのある場所でもあるそうです。
↓王宮の南側にはゲッレールトの丘があります。
↓ゲッレールトの丘の中腹にある聖ゲッレールト・モニュメント。
イタリア人のキリスト教伝道師としてハンガリーに招かれた彼は、最後には異教の暴徒によって手押し車に
張り付けられ、丘からドナウ川に落とされて亡くなったそうです。
↓くさり橋の北側には荘厳な国会議事堂があります。
国会議事堂の内部見学は大変な人気のため長時間待たされましたが、何とか参加することができました。
↓近くで見てもやはり上品かつ華やかです。
↓正面入口には赤いカーペットが敷かれ、周囲には荘厳な装飾がほどこされています。
↓ハンガリーの王冠。この王冠は初代の王イシュトヴァーン戴冠の1000年から、最後の王カーロイ4世が
1948年に退位するまで、約950年にわたって王から王へ受け継がれてきたそうです。
↓議場も美しい装飾がほどこされ、高貴さを感じます。
↓国会議事堂の目の前にある民族博物館。ハンガリー独特の民族文化を見ることができます。
↓民族博物館の建物自体も非常に豪華でした。
↓こちらは聖イシュトヴァーン大聖堂。ブダペスト随一の大聖堂で、初代ハンガリー王の名をとっています。
↓有名なアンドラーシ通り。このアンドラーシ通りと周辺の歴史地区も世界遺産に登録されています。
↓アンドラーシ通りにある国立オペラ劇場。音楽大国ハンガリーが誇る華麗な劇場です。
↓アンドラーシ通りの北端にある英雄広場。夜に訪れるとライトアップでとても幻想的です。
ここで夜にもかかわらず工事をしたり砂を入れたりしていたのが気になったのですが、後でその理由が判明しました。
↓英雄広場では週末にイベントが行われていました。
英語で「National Gallop」という説明でしたが、見たところ競馬だけでなく、戦闘シーンも織り込んだ
勇壮なものでした。元々騎馬民族であったハンガリーの伝統の一端を見たような気がしました。
ドナウ川沿いにそびえる王宮の丘にも行ってきました。
↓近くで見る王宮はかなり巨大でした。現在は美術館や博物館として利用されています。
↓王宮前からの眺め。ドナウ川沿いにくさり橋と国会議事堂を見通すことができました。
↓王宮にある「漁夫の砦」。ドナウ川と河岸を一望できる絶好のビューポイントとして有名です。
手前は聖イシュトヴァーンの騎馬像。初代ハンガリー国王であり、ハンガリー建国の父と言われています。
↓漁夫の砦から見るドナウ川と国会議事堂。ここからの眺めはやはり絶品です!
↓漁夫の砦から見るくさり橋も素晴らしい!
↓王宮の中でも高い尖塔で目立つマーチャーシュ教会。(このときは外壁を修復中)
↓内部は美しいステンドグラスや絵画などで厳かな雰囲気。
トルコ占領下ではモスクに改装され、ハプスブルグ帝国の支配下では戴冠式がここで行われるなど、
ハンガリーの長い歴史を見守ってきたところでもあります。
王宮の丘には他にも見所が満載です。
↓三位一体広場と三位一体像。
リンツにもある三位一体像、ここでもやはりペストの終焉を記念して建てられたそうです。
↓王宮の丘の北端にあるウィーン門。
ハンガリー語ではウィーンのことを「Becs」と言うことを知りました。
↓こちらも歴史あるマーリア・マグドルナ塔。元々教会でしたが戦争で破壊され、この塔だけが残ったそうです。
↓軍事歴史博物館。ハンガリー動乱など、波乱に満ちたハンガリーの歴史の一端を垣間見ることができるところです。
ハンガリーは中欧の中では食事が美味しいところだと聞いていました。
肉料理が多い点はオーストリアなど他の中欧諸国と同じですが、
パプリカでの味付けは確かに美味しく、日本人の味覚にも合うと思いました。
↓ハンガリー料理で最もポピュラーなグヤーシュ(オーストリアではグーラッシュと言います)
牛肉と野菜、粉末パプリカを煮込んだスープで、今やオーストリアやドイツでも市民権を得ているほどです。
↓ハラースレー。コイやナマズのぶつ切りをパプリカで煮込んだ「漁師のスープ」。
案外臭みもなく、美味しく食べられました。
↓パプリカの肉詰め。ソースにもパプリカが使われており、絶妙な味付けでした。
↓牛肉のソテーにもパプリカソースがとても合います。
↓チキンソテーとパスタのソースも勿論パプリカ!
↓サーロインステーキ。肉料理が中心のハンガリーにあって、やはり肉のレベルは高かったです。
最後の夜はドナウ川クルーズに参加しました。ライトアップで幻想的な雰囲気を楽しむことができました。
↓ライトアップされる王宮とくさり橋。
↓国会議事堂もライトアップ。
見所満載のブダペスト、帰り際が本当に名残惜しいですが、
とりわけドナウ・王宮・くさり橋のこの美しい風景は一生忘れないと思います。