フランス(3) モン・サン・ミッシェル [2006-2012 Trip(EU)]
フランス旅行の第3回(最終回)はモン・サン・ミッシェルです。
パリから日帰りツアーに参加しました。私達が参加したツアーだけでも日本人200人以上、
バス6台という人気の大ツアーでした。
モン・サン・ミッシェルはノルマンディ地方の大司教オベールが聖ミカエルのお告げを受けて
この地に小さな礼拝堂を建てたのが始まりということです。8世紀から約800年をかけて
増改築が繰り返されてきました。「西洋の神秘」とも言われる幻想的な風景で、ユネスコ
世界遺産の中でもとても人気が高いそうです。
↑パリからバスで4時間程度かかったでしょうか、ようやく平原の向こうにモン・サン・ミッシェルが
見えてきました!
↑モン・サン・ミッシェルに到着!海と干潟に囲まれた聖堂、幻想的な風景です!
↑島の修道院が目の前に高くそびえます。
↑モン・サン・ミッシェルはイギリスとの100年戦争では要塞としても活躍したそうです。
100年戦争の際に攻撃に失敗したイギリス軍が残した大砲も展示されていました。
↑島の入口から延々と階段を登っていきます。
↑上からは周囲を見渡すことができます。こちらは陸側です。1870年に島をつなぐ道路が
建設され、満潮時に陸と隔絶されることもなくなったということです。かつて人々は干潟を
歩いて渡ったそうですが、大潮のときは1時間弱で水深15メートルの海になるため、渡る
途中に波に飲まれて命を落とした人も少なくなかったそうです。
↑周囲は干潟と海が広がります。
↑見晴らしのよいスポットがたくさんありました。
↑800年かけて建設されただけあって、建物は何層にもなっています。
長い年月をかけて増改築された中で、ここではロマネスク様式やゴシック様式といった異なる
建築様式が見られるようになりました。
↑教会の内部 ↑教会天井
↑メルヴェイユの回廊付き中庭。
メルヴェイユとは「傑作」という意味で、この僧院はゴシック建築の傑作とされているそうです。
↑メルヴェイユ中庭の柱廊の並び。 ↑メルヴェイユの東棟
内部には数多くの部屋があり、中世には社会階級により礼拝場所も異なっていたそうです。
↑島唯一の大通り「グランド・リュ」。中世の頃からみやげ物屋などで賑わっていたそうです。
↑本当に名残惜しいですが、帰る時間になってしまいました。。。とても神秘的・幻想的でした!
以下、おまけですが、フランス料理を紹介します。
↑魚料理で有名なレストランに行きました。
↑店内も素敵でした。
↑サーモン ↑シーフードサラダ
↑貝のリゾット ↑手長海老のグリル
繊細な味付けでとても美味しくいただきました。特に手長海老のグリルは絶品でした!
パリを基点にヴェルサイユ宮殿、モン・サン・ミッシェルと駆け足で回りましたが、
いずれも美的感覚、センスが素晴らしく、目につくもの全てが目新しく感じて
とても良い刺激を受けて帰ってきました~(^^)!
長くなりましたが、最後までご覧頂いてありがとうございました♪
皆様も良い週末をお過ごし下さいね(^^>