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フランス(2) ヴェルサイユ宮殿 [2006-2012 Trip(EU)]

フランス旅行の第2回はヴェルサイユ宮殿です。パリから半日ツアーに参加しました。

ヴェルサイユ宮殿は太陽王と言われ絶大な権力を誇ったルイ14世が造り始めた豪華絢爛な

宮殿で、フランス絶対王政を象徴する宮殿になっていきます。しかし、ルイ16世の時代には

贅沢三昧を続ける王室に庶民の不満が爆発、ルイ16世とその王妃である有名なマリー・

アントワネットはフランス革命の波にのまれ、結局処刑されてしまったということです。

往時の華麗さをしのばせるあまりにも有名な宮殿で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。

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↑ヴェルサイユ宮殿の入口、朝早かったのですが、すでに多くの人が来ていました。

 帰るころには長蛇の列ができていて、ガイドさんも驚くほどでした。

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↑王室礼拝堂。白と金のコントラストが豪華です。

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↑随所に華麗な絵画が展示されています。

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↑ヴェルサイユ宮殿の最大の見所、鏡の間。公式祭典や大使の謁見などに使用されたそうです。

 

 

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↑鏡の間からは庭園を見渡すことができます。    ↑ルイ14世を称える鏡の間の天井画

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↑鏡の間の窓と反対側には578枚の鏡板がはめこまれた17面の鏡が

 窓から差し込む光を反射しています。

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↑王妃の居室。マリー・アントワネットもここで暮らしていたということです。

 派手で華麗な性格だった彼女は、何人もの愛人を持ち、賭博・宝石・衣装など浪費を極め、

 宮殿維持費はルイ16世時代の6倍にも達したそうです。フランス革命軍により彼女がこの

 宮殿からパリ市内に連行されたとき、膨大な数の装飾品をここに残していったそうです。

 結局、その後彼女はヴェルサイユ宮殿に戻ることはなく、パリ市内で幽閉された後に

 コンコルド広場でギロチンにかけられて生涯をとじました。

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↑大混雑の宮殿内を出て、広大な庭園を散策しました。

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↑フランス式庭園の最高傑作と言われる大庭園。

 ルイ14世が自ら「庭園案内の手引き」を書くほどに自慢したそうです。

 

フランス絶対王政時代の栄華、フランス革命、ルイ16世とマリー・アントワネットのたどった運命、

華やかな宮殿に歴史とエピソードがぎゅっと詰まっていた感じがします。

 

次回はフランス旅行第3回のモン・サン・ミッシェルを最終回として予定しています。



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