UEFA EURO2008 オーストリアが熱く燃えた一日

６月８日　今日はオーストリアでの開幕戦です！
グループＢの結果
オーストリア0-1クロアチア
ドイツ2-0ポーランド

共催国オーストリアは残念ながら敗戦。。。
しかし、地元の大声援を受けた後半の猛攻には私も興奮しました。
オーストリアが国を挙げて代表を応援した熱気を強く感じた一日でもありました。

今朝は早朝からウィーンに出かけました。
オーストリアｖｓクロアチアのチケットを持っているわけではもちろんありませんが、
試合当日の雰囲気を感じたかったのです。

↓まずはスタジアムに行きました。エルンスト・ハッペル・シュタディオン。
　　ここで本日のオーストリアｖｓクロアチアを皮切りに
　　グループリーグ３試合、準々決勝２試合、準決勝１試合、そして決勝と
　　合計７試合が開催されます。キャパシティ５万３千人と今大会で最大のスタジアムです。


↓スタジアムのあるプラター公園の有名な観覧車もサッカーモード！
　　（チェコのGKチェフ選手が登場！）


↓午前中はとにかくクロアチアサポーターが目立ったというか、
　　クロアチアサポーターがウィーン市内を占領しているような感じさえしました。
　　（地元オーストリアサポーターの大半は午後から繰り出して来る人が多かったようです）
　　歴史的なつながりが深いこともあり、オーストリアには多くのクロアチア人が住んでいます。
　　クロアチア本国からのサポーターも加わり、大応援団となったのでしょう。


↓帰宅前に通りかかったウィーンの中心・シュテファン寺院前では
　　クロアチアサポーターが集結し、気勢をあげていました。


↓近くの地下鉄の出入り口もクロアチアサポーターが占領。



FanZoneも見に行きました。
これはウィーンの街中に設置されたパブリックビューイングを中心としたイベント会場です。
世界中の観光客を魅了するウィーン旧市街に７万人とも１０万人とも言われる収容能力を誇る
巨大パブリックビューイングが登場です！

↓会場の外側は全面このようにフェンスで遮られています。


↓入口ではボディチェック及び荷物チェックが行われます。


↓ウィーンの観光名所でもある市庁舎前広場にも巨大スクリーンが。


↓こちらも市庁舎前。巨大スクリーンはFanZone全体で１０台もあるそうです。


↓少し離れた王宮前の英雄広場も会場になっています。
　　観光名所であり、かつウィーンの顔でもあるこんな場所まで会場にするとは
　　最初は信じられませんでしたが、いやはや、すごいものです。


↓市庁舎と王宮をつなぐリンク大通りも会場になっています。
　　このあたりの路面電車・バス・車両は大会期間中全面通行止めです。


↓午後になるとオーストリアサポーターが目立つようになりました。熱気が一層高まっていきます。


諸事情があって、１４時過ぎには会場を後にしました。
↓帰宅後、試合開始前にテレビをつけた頃にはこのように人だかりができていました。
　　さすがに数で勝るオーストリアサポーター、スタジアムでもパブリックビューイングでも
　　熱い応援を繰り広げる様子が放送されていました。



ＦａｎＺｏｎｅの近く、ヴォティーフ教会前ではEURO Experience Tourが開催されていました。
↓ここではこの大会のトロフィー（アンリ・ドロネー杯）が展示されていました。

また、過去の決勝や開催都市紹介を盛り込んだビデオを見ることもできます。
非常に手のこんだ立派なビデオで、多くのサッカーファンの心を捉えたように感じました。
EURO88のファン・バステンのスーパーボレーやEURO2000のトレセゲのゴールデンゴールには
感動を新たにしました。

↓ＦａｎＺｏｎｅの情報はこちらです。
http://en.euro2008.uefa.com/MultimediaFiles/Download/Competitions/StaticContent/69/34/17/693417_DOWNLOAD.pdf
　他の開催７都市でも同様のＦａｎＺｏｎｅが設置されています。

↓ウィーンの日本大使館のEURO2008に関する安全情報。雰囲気が伝わるかもしれません。
　http://www.at.emb-japan.go.jp/consulate/whats.htm#euro2008


リンツでも大きな広場でパブリックビューイングが開催されていました。
夕方には多くの人が国旗を持ったり顔にペインティングをしたりして応援にかけつけていました。
少数ながら参加していたクロアチアサポーターとの和気あいあいとしたシーンも見かけました。
今日はまさにオーストリアが熱く燃えた一日でした。