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ヴァチカン [2006-2012 Trip(EU)]

ローマ滞在中にもちろんヴァチカンにも行きました。

世界最小の独立国、カトリックの総本山としてあまりにも有名ですが、

ちょうどクリスマスの時期だったので、ものすごい人出でした!

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↑ヴァチカンの警備にあたるスイス衛兵。

 かつてスイスはフランスやイタリアなどの周辺国に傭兵を出してきましたが、

 現在ではヴァチカンのみがこのスイス衛兵の伝統を残しているそうです。

 

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↑サン・ピエトロ広場。30万人を収容できるといわれる巨大な広場です。

 奥に見えるのがサン・ピエトロ大聖堂で、クーポラ(丸屋根)はミケランジェロが手掛けました。

 広場中央のオベリスク(柱)はエジプトから運ばれてきたそうです。

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↑広場の左右にはバロックの巨匠ベルニーニが手掛けた柱廊が広がります。

 柱の総数284本、圧巻でした(^^)

 早速サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ(丸屋根)に登ることにしました。

 エレベーターがあると聞き、エレベーターを使うことにしました。

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↑エレベーターを降りてしばらく階段を登るとサン・ピエトロ大聖堂の内部を

 クーポラ内部から見ることができます。

 しかし、ここからさらに上に登るには、狭い階段しかないことがここで判明しました(><)

 気を取り直してここからさらに頑張って階段を登りました。

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↑相当長い間階段を登った後、ようやくクーポラの上に到着しました!!!

 真下にはサン・ピエトロ広場が見えます。ローマの街も一望できる素晴らしいスポットです(^・^)V

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↑上から眺めるヴァチカン博物館。やはり大きいですね。

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↑ヴァチカン市庁舎。周囲の庭園もとても綺麗です(^^)

 

階段を下りて、次にサン・ピエトロ大聖堂の内部を見学しました。

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↑カトリック教の主聖堂だけあって、荘厳な雰囲気の中に多くの傑作が並びます。

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↑ピエタ像。ミケランジェロ23歳の時の傑作です。

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↑中央にはベルニーニが手掛けた天蓋バルダッキーノがあります。

 高さは29メートルもあるそうです。

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↑同じくベルニーニ作の聖ペテロの玉座。

 

この日は日曜日だったので、正午にローマ法王ベネディクト16世を見られると聞き、

サン・ピエトロ広場で待つことにしました。 

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↑正午が近づくと多くの人が広場に集まってきました。

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↑横断幕を用意してきた人達も。

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↑ローマ法王ベネディクト16世が宮殿の中から姿を現しました(^^)

 広場の人々から大歓声があがりました!

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↑祈りの言葉は基本的にイタリア語ですが、最後の方に英語とドイツ語でも

 祈りの言葉をかけておられました。ドイツ語で話し始めたとき、周囲にいた

 ドイツ人(と思われる方々)が大歓声をあげて盛り上がっているのが面白かったです!

 彼らは法王のお話の邪魔にならないようにうまく掛け声をかけ、あとは静かに話を聞くと

 いうようにメリハリをつけながら「応援」をしていました。法王の出身地であるドイツ・

 バイエルン州の旗をふっている人もいました。彼らにとってやはり偉大な方なのだと

 いうことを強く感じました。

 

ヴァチカン博物館にはクリスマスイブの日に行きました。ツアーは満員で参加できなかったので、

朝一番から博物館前で並びました。

 

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↑ヴァチカン博物館の出入口。

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↑朝一番に行ったので先頭のほうに並ぶことができましたが、

 その後は列の最後が見えないほどのすごい行列になっていきました。

 私達は結局2時間ほど待ちましたが、早く入場することができました。

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↑ようやく入館できました。まずはピーニャの中庭から。

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↑有名なブロンズの松ぼっくり。ローマ時代は噴水として使われていたそうです。

 

ここはものすごい数の展示品があり、見所だけでも大変な数になります。

全てを見ようとするとどれだけ時間がかかるのか想像もつきません。

時間の関係もあり、3時間程度で回れるモデルコースをオーディオガイドを使いながら

回ることにしました。あまり写真は撮っていませんが、いくつか紹介したいと思います。

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↑有名なラオコーン。

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↑地図のギャラリー。

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↑古代イタリアの地図。

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↑ラファエロの代表作、「アテネの学堂」。

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↑ラファエロの「変容」。死の少し前に完成、「絵画による遺書」とも考えられているそうです。

 

ヴァチカン博物館最大の見所であるシスティーナ礼拝堂は残念ながら写真撮影禁止です。

ここではオーディオガイドを聞きながらかなり長い時間を過ごしました。内容やそのときに

感じたことを伝えるのは難しいのですが、とにかく圧倒されました!

ここで写真が何もないのも寂しいので、購入した本からミケランジェロの「最後の審判」を

撮影したのでアップします。

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とりあえず今回はモデルコースは回りましたが、またゆっくり見れたらと思います。

3時間回っただけでも体力的にはかなり消耗しましたが、それでもまた来たいと思います。

 

イブの夜、クリスマスの雰囲気を感じるために再びヴァチカンに行きました。 

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↑テヴェレ川からヴァチカン方面をのぞむと、イルミネーションがとても綺麗でした♪

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↑サンタンジェロ城もライトアップ。

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↑サンタンジェロ城前から見たサン・ピエトロ広場とサン・ピエトロ大聖堂。

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↑サン・ピエトロ広場にもクリスマスツリーが飾られ、多くの人で賑わっていました。

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↑12月25日の午前0時からサン・ピエトロ大聖堂でミサが行われるということで、

 18時過ぎにはすでに大勢の人が行列をつくっていました。イタリアのテレビ局も

 生中継でこの様子を伝えていました。

 私達は夜中までここにいるわけにはいかないので、しばらくしてホテルに戻りました。

 午前0時前、テレビをつけるとサン・ピエトロ大聖堂の様子がうつりました。

 大聖堂に入りきれなかった人達も大勢いたようで、外のサン・ピエトロ広場に設置された

 大画面前に集まっていました。

 午前0時、サン・ピエトロ大聖堂にローマ法王ベネディクト16世が現れ、

 厳かにミサが始まりました。

 ホテル近くの教会にも人が集まり、祈りをささげていたようです。

 本場のクリスマス、本当に静かに厳かに夜がふけていきました(^^)

 



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